河合塾・玉置先生との会話で学んだこと
私が学生の頃、お世話になった河合塾に、玉置先生という方がいらっしゃいます。
(現在もYouTube等でもご活躍中)
ある日、勉強法について話をしていたとき、今でも忘れられない言葉をいただきました。
「おまえ、わかったとできるは全く違うぞ」当時の私は、「なるほど」と理解したつもりでした。
時が経過し、先生と同じ仕事をするようになって、何年も多くの受験生を指導する中で、その言葉の重みを実感することになります。
成績が伸びない生徒はたいてい「わかりました」と言います。
一方で、本当に成績が伸びる生徒は、「できるようになるまで」繰り返します。
この違いは、受験本番になると驚くほど大きな差となって表れます。
ゆえに、復習をするときに、私が生徒へ必ず問いかけることがあります。
「もう一度同じ問題が出たら、合格点の答案を書けるかい」
多くの生徒は、解説を読んだりや授業を受けると「わかった気」になります。
しかし、それと自分一人の力で正しく答案を書けることは全く別です。
本当に理解できているなら、教科書も解説も見ずに、誰かに説明ができ、自分の力だけで最後まで答案を書けるはずです。
そこまで到達して初めて、「できる」と言えるのです。
人間は、一度理解しただけでは必ず忘れます。
だからこそ必要なのが、反復です。
間違えた問題をもう一度解く。翌日にも解く。数日後にも解く。
そして、当然ですが、答えを写すだけの勉強など、絶対に認めません。
大切なのは、自分の頭で考え、自分の力だけで答案を書き切ることです。
さらに時間を空けてもう一度解く。
そうして知識が長期記憶として整理され、何も見ずに正しい答案を書けるようになって初めて、本当に身についたと言えます。
K-NEXTでは、この「できるようになるまで」の反復を何よりも大切にしています。
単に解説をして「わかったね」で終わることはありません。
一人ひとりの理解度を確認しながら、必要であれば同じ問題を何度でも解き直します。
さらに類題にも挑戦し、本当に理解できているかを確認します。
私自身が「この生徒はもう二度とこの問題では失点しない」と確信できるレベルまで反復訓練を行います。
ここまで取り組むからこそ、本番で「あ、この問題見たことがある」ではなく、
「この問題なら確実に解ける」という自信につながります。
この積み重ねこそが、当スクールの大きな特徴であり、結果につながる理由だと考えています。
勉強とは、単に「知識を集めること」ではありません。
「できること」を増やしていくことです。
テストや模試も同じです。受けて終わりではなく、できることを増やして、さらに価値があがります。
そして、間違えた問題を「二度と間違えない問題」に変えていくことが、本当の学力になります。
今週、多くの中学生・高校生が定期テストや模試を終えます。
ぜひ「終わったから休む」のではなく「終わったからこそ学ぶ」という意識を持ってみてください。
その積み重ねが、秋の成績を変え、受験本番の結果を変えます。
「わかった」で終わるのか。それとも「できる」までやり切るのか。
その小さな違いが、半年後、一年後には大きな差となって現れるのです。
今週も時間の使い方を工夫して学習が増えるといいですね!