今日は、朝から本当に驚かされましたね。
福井市内を襲った猛烈な雨。
いつものように始まると思っていた一日が、道路の冠水や浸水によって、一気に非日常へと変わりました。
改めて、自然の力の前では「大丈夫だろう」という思いが、簡単に崩れてしまうことを感じます。
先週から受験生の三者面談を進めていますが、本日は一日の始まりから、スクール生のご家族の安否確認や面談のスケジュール調整など、いろいろと考え直す一日になりました。
本当に、先のことは誰にも分かりません。 ~中略~
人生も、そして目の前にある受験も同じです。
「この志望校に合格できるのだろうか」
「今から頑張って間に合うのだろうか」
「自分に本当にできるのだろうか」
受験生が不安になるのは、当然のことです。
でも、私は基本、こういう話をしています。
逆だよ、自信があるから挑戦するのではない。挑戦するから、自信が生まれていくんだよ。
受験に限れば、最初から「合格できる」と思っている必要なんてありません。
昨日できなかった問題を、もう一度解く。
覚えられなかったことを、今日こそ覚える。
模試で間違えた問題を、戦略的に復習する。
確かに、一日では、大きな変化はありません。
ですが、それを一週間、一か月と続ける。
すると、解けなかった問題が解けるようになる。
できなかったことが、少しずつできるようになる。
そして、ある瞬間に「もしかしたら、自分にもできるかもしれない」
という感覚が生まれる。
それが、本質的な自信の第一歩なのだと思います。
ここ最近も、そんな変化を見せてくれている高校2年生SKさんがいます。
自信とは、最初から自分の中にあるものではありません。
自分自身の行動によって、評価によって後からついてくるものです。
だから私は「自分に自信を持ちなさい」と表面的に言葉をかけるつもりはありません。
自信がなくてもいい。
その代わり「まず、行動」そう伝えています。
うまくいかなければ、原因を考える。
間違えたら、やり直す。
そして、また挑戦する。
その積み重ねが、人を強くしていきます。
私自身、これまでの人生を振り返ってみても、自分を変えてくれたのは、自信があったときではありません。
自信がなかったのに、それでも一歩踏み出したときでした。
学生にとって受験は、その絶好の機会です。
合格できる保証があるから頑張るのではありません。
合格したいから挑戦する。
そのために努力する。
うまくいかなければ、また考える。
そして、最後までやり切る。
もちろん、努力すれば必ず全員が第一志望に合格する、というほど甘くありません。
それでも、最後まで挑戦することで、自分の可能性を広げることはできます。
そして何より「あのとき、逃げなかった」という経験は、合否とは別のところで、その後の人生を支えてくれるはずです。
今日の豪雨のように、人生には突然、想像もしなかったことが起こります。
だからこそ、何が起きても、そのとき自分にできることを考え、一歩を踏み出せる人になっていく。
ここで大切にしているのは、単に勉強を教えることだけではありません。
自分で考え、自分で挑戦し、自分の力で結果をつかむ。
そのサイクルを、積み重ねてほしいと思っています。
まだ結果が出ていなくても大丈夫。
まず、一歩。その一歩が、次の一歩を生みます。
そしていつか振り返ったとき「よくここまでやったな」「結果が出た」
と、自分自身を認められる日が来る。
そのとき生まれる自信は、誰かから与えられたものではありません。
自分自身の挑戦と努力によって、勝ち取った自信です。
最後に、後輩にそう語る自分がいる以上、私自身もそうありたいと思っています。
自信があるから挑戦するのではない。
挑戦するから、自信が生まれる。
これからも、そう信じて、私は若者たちと前に歩んでいきますよ。