畑に種をまいても、次の日に芽が出ることは、ほとんどありません。
土の上から見れば、何も変わっていないように見える。
でも、その下では確実に根が伸びています。
勉強も、人生も、きっと同じではないでしょうか。
結果が出ない時期に、腐らず続けられるか。
結局、そこで差がつくのだと思います。
家族で新しく会社を立ち上げ、本格的にスタートしてから3か月。
「去る者は追わない」という器の小さい生き方をしてきたにもかかわらず
ありがたいことに、予定を上回る多くの方に来ていただけるようになりました。
もちろん、ご縁やタイミングにも本当に恵まれました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ただ、ここまでには言葉にできない苦しさや耐える時間もたくさんありました。
それでも、結果が見えない時期に、自分が信じたことを淡々と積み重ねてきた時間があったからこそ、今があるのだと思っています。
振り返れば、私は若い頃から、挫折を繰り返しながら本当にたくさん勉強してきました。
見えないところで少しずつ根を張ってきた努力は、決して無駄ではなかったのだと、今になって感じています。息子の裕也も同じです。
だから、特に若い人たちに伝えたいのです。
「やる気が出たらやる」ではない。
まずやる。
5分でいい。
1つでいい。
動けば、流れは変わります。
思うように進まない日もあります。
それでも続ける。
本当にもったいないのは、芽が出る直前でやめてしまうことです。
土の中で育っているものは、すぐには見えません。
でも、続けた人にだけ芽は出ます。
最後に伸びるのは、才能のある人ではなく、見えない時間を信じて、今日も種をまき続けた人ではないでしょうか。
私はこれからも、「適切な努力は報われる」ということを、子どもたちに伝え続けていきたいと思っています。
もちろん、塾に通う動機は「受験」が一番になっているのでしょうが、勉強を通じて、その感覚を味わってほしいのです。
そしていつか、人生のさまざまな場面で、
「あの時の努力は無駄ではなかった」
そう思える日が来たなら、とても嬉しく思います。
